地震・災害対策
どうして地震対策が必要なの?
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被災時の対応とルール
更に地震・災害対策として大切なのは、次の2点です。
≪ポイント2−1: 対 応 ≫
地震・災害が発生した際、どのように行動することが より『安全』であるか
… を事前にきちんと学習し、
≪ポイント2−2: 家族ルール ≫
家族がバラバラで被災した際、どこへ避難し、どう連絡を取り合うか
… を予め決めておく
パパやママが中心となり、事前に上記2点を確認しておいて下さい。
【対応】地震発生!その時、どうする?
地震発生!あなたはまず何をしますか?
地震が起きた際、倒落するモノから自分の身を守る為、机の下に隠れたりすることが大切ですが、それ以上に大切なのは、火の始末です。
阪神・淡路大震災では、家屋やビルの倒壊だけでなく、火災による被害も広がりました。火を使っている時に地震が起きた場合は、まず火元を消すことをお子さんにしっかり教えておいて下さい。
以下に、「こんなところで地震にあったら」を簡単にまとめてみました。
家族皆さんで一度確認し合ってください。
自宅にいた時に地震が発生!
(1)火を使っている時に、グラっと感じたらすぐに火を消す。
(※地震の大きさに関係なく、「グラッ」と来たら火を消す!)
(2)ガスの元栓を締める
(3)テーブルや机の下などに隠れる。
クッション等で頭部を守る
(4)2階にいたら、揺れが静まるまで1階に降りない。
(5)脱出口を確保する。
(6)外に出るときは、落下物に注意する。
(7)避難は徒歩で移動すること。絶対に車は使わないこと!
非難は徒歩で
阪神・淡路大震災では、地震発生後、多くの人がマイカーで非難しようとした為に大渋滞が発生し、消防車や救急車などの緊急活動や救援物資搬送の障害となってしまいました。
地震の際は、徒歩での非難が原則であることを忘れないで下さい。
学校にいた時に地震が発生!
(1)机の下などに隠れ、身を守る。
(2)先生の指示に従う。
(3)外に出るときは、落下物に注意する。
(4)火災が発生したら、ハンカチなどで口や鼻をおおい、体勢を低くして移動する。
(5)絶対にエレベーターは使わない。
※ 自分勝手に行動せず、先生の指示に従って行動することが大切です。
屋外・路上にいた時に地震が発生!
(1)カバン等で頭を保護する。
(2)自動販売機やブロック塀など、倒れる可能性のあるモノの側からすぐに離れる。
(3)ガラスなど、落下物の可能性のある建物やビル、電信柱の側から離れる。
※ 頭上からモノが落ちてくる可能性がある場所、狭い路地、また地盤のゆるみで崩れやすくなっている崖や川べり、津波の可能性のある海岸からは、速やかに離れるようにして下さい。
エレベーター内にいた時に地震が発生!
全階のボタンを押し、止まった階で外の安全を確認して降りる。
デパート/ホテルなどにいた時に地震が発生!
(1)カバン等で頭を保護しながら、壁際に身を寄せる。
(2)揺れが収まったら、係員の指示に従って避難する。
電車/バスに乗っていた時に地震が発生!
(1)つり革や手すりにしっかりつかまる。
(2)乗務員の指示に従って避難する。
※ 勝手に車外に出ることは、かえって危険な目に合う場合があります。
神戸市消防局の避難ガイド
阪神・淡路大震災で大きな被害を受けた神戸市の消防局は、多くの教訓を元にして地震が起きた時の対応をわかり易くまとめています。
神戸市消防局HP内の
□ 《地震から身を守る》 | □ 《地震発生、そのときあなたは!》
は、是非ご家族でチェックして欲しい内容です。
【家族ルール】家族はみんな無事なのかな?
いつ、どこで地震にあうかは誰にも分かりません。
家族と一緒にいる時であれば、家族と行動を共にすることができますが、バラバラで被災した時は、家族の安否が気になります。
被災により、電話回線が故障(or 断線)したり、また混線や通信規制等によって電話がつながらなった場合でも、予め避難先(※)を家族で決めておけば、少しは安心できるものです。
避難先について
また、家族間の連絡方法なども『家族ルール』として事前に決めておくと良いでしょう。
家族ルール:家族で決めた約束ごと(例)
被災直後は精神的に混乱してしまい、なかなか家族で決めたルール通りに行動できないものです。決めたルールはメモ書きして、お財布の中に入れておくなどの工夫をしておくと良いでしょう。
ルール1: | まずは自分の身の安全を確保する。 地震によりケガ人が出た場合は、そのケガ人の救護に当たる。 |
ルール2: | ルール1後、出来るだけ早い段階で家族と連絡を取る。 |
ルール3: | 携帯・自宅電話がつながらない場合は、 「171」、または「携帯の災害用伝言板」 (↑どちらか決めておくと良いでしょう)に電話し、無事であることと避難した場所、明日の行動予定などをメッセージに残す。 |
ルール4: | 自宅外で被災した場合、安全面に気をつけながら自宅を目指して帰る。ただし、夜間の行動は危険を伴うので、日が暮れた時は、近くの学校体育館等の避難所にて休ませてもらう。 |
ルール5: | 自宅で被災し、自宅内に留まることが危険な場合は、「171」にメッセージを残した上で、あらかじめ家族で決めた避難場所に避難する。 電話が使えない場合、また避難先を変更する場合は、あらかじめ家族で決めたところ(郵便ポスト、車のフロントガラスなど)にメッセージを残し、避難する。 |
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