学校のテストには出ない、大切なコト
《部活動》について
人間は、とても 順応性が高い動物です。
毎日繰り返される"日常"のことは、やがて「当たり前のこと」として受け入れられるようになります。
独り暮らしをはじめて、最初は「淋しい」と感じても、やがてその生活に慣れてしまいます。
車を売り払い、最初は「やっぱり不便かも…」と感じていても、いつの間にか車のない生活が「当たり前の生活」になっていくものです。
人間の思考は、とても単純に創られているようです。
もちろん、この『順応性』は、大人だけでなく子どもの思考にも大きく作用しています。
【今の子ども達の生活環境】
1) 一緒に暮らすおじいちゃんやおばあちゃんがいない (核家族化)
2) 一緒に遊ぶ兄弟がいない (少子化)
3) 共働き、残業で、家族と過ごす時間が少ない (家族の希薄化)
4) 空き地が潰され友達と遊ぶスペースがない
5) TVゲームやDVD、インターネットなど、独りで遊べるものが豊富にある
こうした生活環境で育った子ども達は、
- 「独りでいること」=「淋しいこと」ではなく、
- 「独りでいること」=「当たり前のこと」、「普通のこと」
と感じています。
むしろ、他の人と一緒にいることの方が「苦痛」だとか「面倒くさい」と感じる子も、今は少なくないようです。
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