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学校のテストには出ない、大切なコト

どうして道徳の授業があるの?

公立中学校の道徳の授業は、週1時間で年間35時間スケジュールされています。

ただし、運動会や学園祭などのイベントがある場合は、その準備の為に「道徳」の授業が真っ先につぶされるので、実質的な授業時間は年間18時間もないという学校も少なくないようです。

「道徳」の授業は必要なものなのでしょうか。

親子で是非話し合ってみてください。

どうして、道徳の授業があるの?

しいシステムを設計・開発する際、
しばしば"Fit & GAP"(フィットアンドギャップ)という分析手法が利用されます。

"Fit & GAP"とは、新システムの「あるべき姿」を描き、それを現行システムと比較して「今のままで良いもの」、「修正・改善が必要なもの」を評価・分析して、その結果を元に新しいシステムの設計・開発を行う手法です。

実は「学校教育」も、それと同じ手法で考えることができるのではないかと感じます。

社会の「あるべき姿」と「現状」と比較し、その格差(ギャップ)を洗い出した結果、

”今よりももっと環境意識の高い国民を育てる必要がある”
― と考えるならば、「環境教育」に力を入れていかなければなりません。

”男女に関わらず、国民全員がもっと"育児"について理解を深めるべきだ”
― と考えるなら「育児学」を教えていく必要があるでしょう。

また、

”今の社会は、モラル面で荒廃しており、それを改善しなければならない”
― と考えるのであれば、「道徳」を、子どもたちにきちんと教育していかなければなりません。

PISAの学力テストの順位だけに着目し、「どの科目を強化しなければいけないか」を語るのは、少しズレているように感じます。

【"教育"の文字が表すもの】

○ 教育の"教"は、
社会の中で生きていくために必要な、「知識や技能」を教えることを表しているのに対し、

○ 教育の"育"は、
社会の中で生きていくために必要な、「健全な心(&肉体)」を 育(はぐく)むことを表しているのだそうです。

"知識"と同様、"心"の教育も大切で、どちらが欠けても"教育"としては不完全なのでしょう。

子どもに教えたいこと
道徳を学ぶ目的

私達が生きている"社会"とは、人間どうしの「助け合い」の空間です。
「大人になったらどうして《仕事》しなくちゃいけないの?」より)

その"社会"で暮らす人たちみんなが、「自分さえ良ければいい」と考えるようになれば、社会はいずれ機能しなくなってしまいます。

社会の中で、皆が気持ち良く生活していく為には、
「相手を理解し、思いやる気持ち」を持つことがとても大切です。

そうした気持ちを育てることが、「道徳」を学ぶ目的ですが、今はその部分の教育が不足してしまっているように思います。

道徳は、「教え育てるもの」であって、「自然に備わるもの」ではないことは、今の日本の社会が証明してくれているように感じます。

【"エコ生活"の意識も】

エコ生活も、そのベースにあるものは、"道徳"です。

自分のことだけでなく、自分の周りの人たちのこと、海外の人たちのこと、同じ地球上で生きている動植物たちのこと、そして次世代のことまでも考える気持ちが、「エコ」に繋がるのだと思います。

昭和56年4月22日に来日した故マザー・テレサさんは、私達日本人に、次のような言葉を残しています。

心の貧しさこそ、一切れのパンの飢えよりも、もっともっと貧しいこと。
日本人の皆さん、豊かさの中で、その貧しさを忘れないで下さい。

― 頭は優秀だけど、お年寄りに席を譲ることができない人ばかりの社会

より、

― 頭は優秀ではないけれど、「どうぞ」と席を譲れる人ばかり社会

を目指したいものです。

【関連ユーザーコラム】

1) 『道徳』の教科化見送り ・・・・・・(長野県  大学1年  兼子ゆう)

【各教科の目的】
 
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