小泉元首相の「原発ゼロ」
小泉元首相の「原発ゼロ」 | ≪社会≫ | 東京 | 主婦 | マンドミール | 2013.10.24 |
小泉純一郎元首相が主張する「原発ゼロ」構想。
私も大賛成です。
福島原発の
・度重なる人為的ミス
・台風による大雨
が原因による汚染水漏れニュースが頻繁に流れる今の状況を見ていると、とても「コントロールされている」ようには思えません。
日本の技術力を駆使しても、
原発の取り扱いがいかに難しいか、が伝わってきます。
にも関わらず、安易に「コントロール」という言葉を多用する安倍首相。
景気を回復基調に戻したことは評価できますが、原発対応については不信感を覚えます。
また安倍首相だけでなく、小泉元首相の「原発ゼロ」論に対し、自社の社説で批判した新聞社についても違和感を覚えます。
「原発の代替となっている火力発電過多により電気料金が上昇し、経済に悪影響を及ぼしている」という主張ですが、これはまるで「原発は安価なエネルギー」と言わんばかり主張です。
原発による電気料金には使用済み核燃料の処理・再処理費用が含まれておらず、それら費用が上乗せされれば、原発は決して「安価なエネルギー」とは言えないことは多くの国民が知っています。
ちなみに電気事業連合会が2003年に見積もった、使用済み核燃料の処理・再処理費用は総額18.8兆円で、この額の大半(15.1兆円)は電気利用者が今後80年間にわたって負担していく必要があるのだそうです。
次世代の子どもたちへ負の資産のツケ回し。
そうした事実をメディアの方は知っていながら、「原発は安価で、経済にとってプラス」と誤った報道をするのは問題があるように思います。
今回の原発ゼロ発言に際して、
「政治で大切なことは、目標として大きな方向を打ち出すことだ」
と言った小泉元首相。
まさにその通りだと思います。
う〜ん、小泉元首相にもう一度政界復帰して欲しいです。
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