日本の災害対応
日本の災害対応 | ≪社会≫ | 新潟県 | 大 2 | いっちゃん | 2010.01.20 |
特集EYE見ました。
「阪神淡路大震災が発生した1月17日の2日後にはスイスの災害救助隊が現地入り」
と書かれてましたが、本当はもっと早く来日できたのだそうです。
17日中にスイスから救助犬派遣の申入れがあったのに、日本は受入れ体制の不備を理由に一旦はお断りをしたのだそうです。
ここで言う“受入れ体制”とは、
「案内要員の確保」とか、
「支援者の宿泊所の確保」を指すのだそうです。
それと「救助犬の検疫」の要否も問題になったとか…。o(-_-;*)
ちょっとズレてるような。。。
私が被災地に向かう救助隊員なら、
そこにホテルが用意されているなんて思わない。
救助犬の検疫も“えっ?”って感じ。
生き埋めになった人の生存率は、発生から
24時間以内:70%
48時間以内:30%
72時間後:15%
と落ち込むのに…
ちなみに神戸市で救出された生存者のうち、
96%は72時間以内に救出された人なのだそうです。
どこまでお役所仕事なのよ!って思ってしまう。
今月12日午後に発生したハイチの大地震。
一番早く、ハイチで救助活動を開始したのは、
なんと中国の救援隊(68人)。
14日早朝に、救助設備と20トンあまりの救援物資、
そして3匹の捜索犬もとともにハイチ入りしたのだそうです。
同日にアメリカも救助活動を開始。
一方日本チームは?
日本の医療チームがハイチに到着したのは
地震発生から丸5日が経った17日のこと。
記者から
「各国の救助隊がすでに現地で活動を始めているなか、
日本の対応は遅いのではないか」
という質問に対し、岡田外務大臣は
「現地は非常に混乱しているし、連絡も取りにくい状況。何が求められているか、しっかり見極めたうえで行動することは、まちがったやり方ではない」
と回答したのだそうです。
誰が考えても、真っ先に必要なのは「人命救助」と「医療活動」なのに…。
わずか15年前、阪神淡路大震災で
多くの国から救助・支援を受けた国の外務大臣の言葉とは思えない。
ちょっとガッカリでした。
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