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涙でにじんだ花火大会(1/2) 社会・福祉 東京都 大学1年 まのか 2009.08.10

目に障害を持つ子どもたちと一緒に
花火大会を見てきました。

私にとって初めてのボランティア活動。

最初、叔母からそのボランティアの
募集案内を見せられた時は、

「目が不自由な子たちが
 打上げ花火見て楽しいのだろうか?」

と思いました。

叔母にストレートにそのことを尋ねると、
叔母は以前勤めていた会社の話
をしてくれました。

その会社は、隅田川の花火大会の会場のすぐそばにあり、
花火大会の日はオフィスを社員やその家族に開放していたそうです。

しかし、叔母曰く、「オフィスから見る花火は全然面白くなかった」のだそうです。

窓越しから花火が綺麗に見れるのに、迫力がない。

蒸し暑い外に比べ、クーラーが効いたオフィスで見ているのに、満足度なし。

「なんでだろ?」

と考えたら、すぐに”音”がないからと気付いたそうです。

「ビルの防音設備がしっかりしていてね、
 ドーンドーンという花火の音が全く聞こえないのよ」

一緒に見ていた他の社員たちも皆つまらなかったようで、中には

「あっそう言えば…」

と言って、仕事をはじめる人もいたとか。

皆シラけちゃって、結局オフィスを出て、
蒸し暑い隅田川の混雑の方に向ったのだそうです。

「花火ってね、目だけで楽しむものじゃないのよ」

私は叔母の話を「ふ〜ん」と思いながら聞いていました。

○ 連載「花火大会」 --- [1] | [2]

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