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娘の出産 ≪ちょっと泣ける≫ 山口 主 婦 S.Sinohara 2012.1.31

1月15日、娘が第一子を出産しました。

体重2950gの男の子。

先方のお義母さんから陣痛が始まったとの連絡を頂いてから急いで支度して熊本へと向かいました。

熊本駅で新幹線から豊肥本線に乗り換えたところで、

「生まれたよ。私も赤ちゃんも大丈夫。元気よ」

というメールが届きました。

母子共に無事であったことに安心し、
駅のホームで…泣いてしまいました。

「だいじょうぶですか?」

とそばにいた学生さんに心配されたほど…(笑)

病院に着いて、娘がいる病室に駆け付けると、
娘はぐっすりと寝ていました。

そこにいたお義母さんが新生児室に案内してくれると、
そこには「拓真くん」と名札がついだ赤ちゃんがいました。

長男(娘の兄)の拓也と同じ文字が付いた名前。

交通事故でもう11年も前に他界してしまいましたが。

「名前は誰が?」

私がそう尋ねると、

「美樹(娘)ちゃんですよ。
 "男の子なら、名前をつけさせて欲しい"ってずっと言ってて」

とお義母さんが教えてくれました。

後で娘に聞くと、娘はお兄ちゃんの一字を
自分の子どもにずっと付けたかったのだそうです。

「お兄ちゃん、いつも私のこと守ってくれてたからね」

「拓也」と「拓真」。

その名前を見るだけで、涙があふれました。

夫に電話でその話を伝えると、口の悪い夫も感極まったようで、

「バカやろう…」

と言ったきり声を押し殺して泣いているようでした。

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