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私の早とちり ≪ほのぼの≫ 千葉県 会社員 Y.Kagawa 2011.8.24

母と一緒に特養施設にいる祖父に会いに行きました。

祖父のことは普段母に任せっきりで、私が会うのは実に1年半ぶり。

もうボケてしまって娘(=母)の名前さえ間違うのに、なぜか1年半ぶりに会う孫の私の名前は間違えないんです。

おじいちゃんにとって私が最初の孫だからかもしれません。

「ゆきなかぁ、元気にしとったか。
  もう何年生になったんだぁ?」

「もう学校は卒業して、働いてるよ」

「そうかぁ、学校は楽しいかぁ?」

「…   うん、すごく楽しいよぉ」

会話は少しカミ合わなかったりするけれど、相変わらず優しいおじいちゃんで、月に一度くらいは顔を見せないといけないなと反省しました。

するとそこに介護士のスタッフの方がやってきて、

「香川さん、そろそろお迎えがきますから準備しましょうか」

とおじいちゃんに声を掛けました。

え?今何て言った?

私はちょっとビックリして「今のどういう意味ですか?」とそのスタッフさんにちょっと強い口調で聞き返しました。

「えっ?あの間もなく入浴の順番なので…」

あっ、そういう意味だったの…

「すみません、勘違いしちゃいました。ゴメンナサイ」

横でクスクス笑う母。

やっぱり頻繁におじいちゃんに会いに来ないといけないなと改めて思いました。

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