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岩手から来た甥っ子(1) ≪ちょっと涙≫ 東京都 会社員 夏ボタル 2011.8.11

7月末から一週間、岩手にいる甥っ子(小2)を東京に連れてきて、一緒に過ごしました。

津波で仲の良かった妹を亡くし、今住んでいる仮設住宅にも遊び友達がいないらしく、それを不憫(ふびん)に思った夫が言い出してくれたのです。

急きょ決めたことなので遠出はできませんでしたが、それでも
甥っ子と一緒にディズニーランドに行ったり、プールに行ったり、
プラネタリウムを見に行ったりして過ごしました。

ただ、私たちに遠慮しているのか、

「夕飯、何食べたい?」

と聞いても「なんでもいいです」と答えるのです。

「何か欲しいものあったら買ってあげるわよ」

と言っても、首を横に振って
「別にないです」と子どもらしくからぬ返事。

唯一、「これ買ってください」とおねだりされたのは
イチゴのキーホルダーだけでした。

一切わがままを言わない、とてもいい子なのですが、
唯一叱ったことがありました。

それは"食べ残し"で、しかも子どもなら誰でも大好きな
アイスクリームやケーキをなぜか残すのです。

最初は美味しそうに食べるのに、
半分食べたらそれ以上は絶対に食べない。

わが家にいる時も、外出先でも同じ。

「おばさんね、食べ物残す人、嫌いなんだけど!」

と叱っても、頑なに首を横に振るばかり。

「その悪いくせ、直しなさいよ!」

私が子どもの頃、アイスやケーキを残すなんてあり得ませんでした。

飽食の時代に育つこどもの特徴なのかもしれませんが、
ちょっと残念な思いでした。

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