文字を小さく文字を大きく
 
小学4年生の姪っ子 ≪ちょっと涙≫ 埼玉県 主婦 てんとうむし 2011.4.26

宮城県で津波の被害を受けた姉夫婦。

狭いながらも避難所よりはマシだろうと、埼玉に呼んだのですが、避難所を離れてしまうと町の情報が入ってこなくなるとのことで、姪っ子と犬だけをうちで預かることになりました。

姪っ子は今年小学4年生。

子どもがいない私たち夫婦にとっては、ちょっと大きめのこどもが突然生まれてきたようで、最初は生活に少し違和感がありました。

しかし、不思議ですね。

時間がたつと、姪っ子がいることが当たり前になり、
すっかり家族になってしまいました。

また、会社を休んで学校に転入の手続きをしたり、
朝お弁当の用意をしたりしているうちに、少しずつ"母親の感覚"
みたいなものが私の中に生まれてきたせいもあります。

まだ一緒に暮らし始めて1か月も経っていないのに、

(いつかは帰ってしまうのか…)

と先のことを考えて寂しくなることも。

先週末、犬のシュンスケを連れて一緒に散歩をし、
夜一緒にお風呂に入った時、

「ねぇ、このままおばちゃんちの子になっちゃいなさい」

とつい姪っ子に向かって言ってしまいました。

半分冗談で、でも半分は本気で。

すると姪っ子はみるみる目を赤くして、
首を横に振りながら

「ママとパパのところに帰る。ママとパパに会いたい…」

と泣きだしてしまいました。

うちに来てから、一度も泣いたことなどなかたったのに、
本当はずっとガマンしてたんですよね。

「うそよ。変なこと言ってゴメンね」

そう言って、姪っ子の頭をなでるしかありませんでした。

○ 「ホノボノ一覧」に<戻る>

-------------------------------------------------------
イメージ写真、文中の下線、カラー等の装飾、並びに関連サイトへのリンクは、
Simple-HP側にて設定させていただいております。
掲載されたエピソード・コラムの著作権は全てsimple-hp.comに帰属します。
リンクは大歓迎ですが、転載はご遠慮ください。
皆様のご家族のエピーソードのほか、既に掲載されたエピソードに関するコメントやメッセージもお待ちしております。---ほのぼのエピソードの投稿
  • 前頁に戻る