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母のどんぶり弁当(3/3) ≪ちょっと涙≫ 東京都 高校2年 クーちん 2010.10.22

私は、大半を食べ残していたお弁当を慌てて食べ、お弁当箱をきれいに洗いました。

(夕飯はもうムリだ…)

なんて思ってたら、
いつの間にかソファーでウトウトと…。

夜の7時半過ぎ、仕事から帰ってきた母は、
私を揺り起こすなり、

「あんた、
 今日お母さんのお弁当持ってたでしょ」

と聞いてきました。

「えっ?そうだった?全然気付かなかったよ」

とトボけた私。

「気づかないわけないでしょー。
 大丈夫だった?お友達に笑われなかった?」

「大丈夫だよ。
 ちゃんときれいに食べたよ」

食べたのはおうちに帰ってからだけど、嘘ではない。

母は何か言いかけましたが、
バカねと言って、それ以上は何も言いませんでした。

台所に向かう母の背中を見ながら
先に姉に電話して良かったと思いました。

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