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包丁は下向きに ≪ほのぼの≫ 東京都 主 婦 金木犀 2010.10.07

小学5年生の娘が台所のお手伝いをしてくれるようになりました。

きっかけは、2泊3日の林間学校。

2日とも夕食は自炊だったらしいのですが、その際、同じ班にいた男の子の包丁さばきがとても上手だったようなのです。

「キャベツの千切りとかもね、
 "トントントン"って早いし、

それにすごく細くてキレイなのよ。いつも家の手伝いしてるんだって」

と話してくれた娘。

その男の子の包丁さばきを見ていたら、
同い年なのに自分のことがとても幼く感じたのだそうです。

それがきっかけで、娘は私と一緒に台所に立つようになりました。

洗いものもしてくれます。

ただ気になったのは、娘は包丁を洗った後に、
刃を下にして水切りカゴに置くこと。

最初は黙っていたのですが、毎回刃を下向きに置くので、

「刃を下向きに置いたら、刃が丸まっちゃうでしょ」

と注意したら、

「前にお母さんのせいでお婆ちゃん指を切ったんだよ」

と言い返されました。

お婆ちゃん(義母)と一緒に暮らしているのですが、
以前水切りカゴからコップ出そうとした時に置いてあった包丁の刃が
上を向いていて、それで指を切ってしまったそうなのです。

「包丁の刃より、お婆ちゃんの方が大事でしょ」と娘。

モノを大切にすることも大事ですが、
娘が言う通り、目が悪くなったお婆ちゃんをいたわる方がもっと大事。

その日から、私も包丁を洗ったあとは刃を下向きに置くようになりました。

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