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本物の夫婦、本当の家族 ≪ほのぼの≫ 静岡県 会社員 S.Fukui 2010.05.07

高校時代、一緒に野球部のマネージャーをしていた優莉が結婚しました。

旦那さんは、私も知っている2つ上の野球部の先輩。

今は消防士をしています。

仲人を務めたのは、二人の共通の恩師である野球部の監督。

私たち生徒からとても慕われていた監督で、
その監督が冒頭の挨拶で、次のような話をしてくれました。

「私は野球部の監督時代、
 "試合の勝ち負け"よりも"チームワーク"を重視してきました。

 どんなに野球が上手でも、練習をさぼるような生徒や、
 チームの和を乱すような生徒は試合に出さない。

 これを一貫して徹底してきました。

 それは、生徒たちに「試合に勝つこと」より、
 一緒に汗をかき、共に泣き、笑えるような「仲間」を作り、
 本当の意味でのチームを作って欲しかったからです。

 試合に負けた時、
 「あいつのエラーのせいだ」「ピッチャーの球が悪過ぎた」と
 と言ってレギュラーをチェンジして終わりにする監督もいます。

 しかし、それではいつまで経っても"チーム"が作れない。

 むしろ、試合に負けた時に、

 ― 俺に出来ることがあったんじゃないか
 ― こうすれば、ピッチャーがもっと投げることに専念できるんじゃないか

 とそれぞれのメンバーが考え、目の前の壁を共に乗り越えることが出来た時、
 そこに"チーム"が出来あがるのだと思います。

 夫婦も同じ。

 結婚して毎日一緒に生活していれば、楽しい時間ばかりじゃない。

 辛いことや悲しいことなど、いろんな壁にぶつかるものです。

 しかし、そうした時間を共に過ごし、そして二人でその壁を乗り越えた時、
 二人は本当の夫婦、本物の家族になるのだと思います。

 今日 二人は、チャペルでの挙式で神父さんから次のような言葉を聞いたと思います。

その健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、
その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか

 その時、自身が答えた言葉を、一生忘れないでください」

 ひな壇に座る先輩と優莉の口が、
 二人とも同時に「ハイ」と答えていたのがとても微笑ましかったです。

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