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親子逆転体験学習 《ほのぼの》 育児・教育担当チーム 2007.11.02

岐阜県にある蘇原中学校の『親子逆転体験学習』なるものが、テレビで紹介されていました。

『親子逆転体験学習』とは、その名前から想像出来る通り、生徒の親が学校で授業を受け、生徒は家で家事を行なうというもの。

家事は、食材購入から、掃除、洗濯物の取入れ・たたみ・片付け、そして夕食の調理まで含みますので、いきなり本番は迎えられません。"事前準備"として、母親から包丁の使い方やお料理のレシピなどを習います。

中には、冷蔵庫のどこに野菜が入っているのか、調味料が台所のどこに置かれているかも知らない子がいて、いかに自分が家のことを知らないかに気づいたことでしょう。

そして、本番当日。

母親たちは、学校に向かい、自分の子どもの席に座って授業を受けます。
もちろん授業は、保護者向けに先生が用意したものですが、教科自体は子どもと同じ英語だったりします。

授業中は、先生が保護者のことを指して文章を読ませたり、質問をしたりで、普段の子どもたちが受けている授業と変わらないものでした。
保護者の中には、先生に指されるのが嫌で、ずっと下を向いている方もいました(笑)。

一方こどもたちは、今日までに練習してきた家事をしっかりとこなします。慣れない手つきで唐揚げを揚げる子もいれば、カレーライスを作る子も。

そして『親子逆転体験学習』の最後は、家で子どもが作った料理を家族で食べること。

後日、こどもたちに聞いた『親子逆転体験学習』の感想で印象的だったのは、

- 親に「おいしかったよ」と言われてすごく嬉しかった。
だから 私も、親が作ってくれたご飯に「美味しかった」と言えるようになりました。

- 母親が普段当たり前のようにやっている家事が、こんなに大変だとは思わなかった。今までは「手伝って」と言われると、「面倒くさい」とか「いや」と言ってたけど、これからは「手伝おうか」と自分から言えるようになると思います。

- 先生に指されたら嫌だなという緊張で疲れました。子どもの立場になって、昔のことを思い出すことができ、今後は子どもとより具体的な会話が出来るような気がします。

などなど。

親子の距離がより短くなる とても良い企画だと思いました。
是非、多くの学校で『親子逆転体験学習』を取り入れて欲しいものです。

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