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夏休みの思い出 ≪ほのぼの≫ 千葉 会社員 杉田 美穂 2007.08.31

小学生の頃、8月も終わりに近づくと、溜まった夏休みの宿題のせいで、毎年憂鬱になったことを思い出します。

朝から晩まで半べそをかきながら宿題に追われるのですが、決まって最後まで残るのは、美術の宿題でした。

その中でも、忘れられないのは、父と大喧嘩した『水道ポスター』の宿題です。

あれは、小学校三年生の夏休み最後の日、忙しくしている私に父が、「手伝ってやろうか」と、優しい言葉を掛けてくれたところから始まりました。

「ほんと?」

まさに、ネコの手も借りたいほどであった私は、父の言葉に甘え、「水道ポスターを描いて」とお願いしました。 テーマは『お水を大切に』だったと記憶してます。

「でも、下書きだけな。色塗るのは自分でやった方がいいから」

下書きの絵を描いてもらうだけでも大助かり。

私は画用紙を父に渡してお願いしました。

そして夕方、父が描いた白黒のポスターに色を塗り、宿題はギリギリでしたが全て無事終了!!

翌朝、朝食を食べていると、父が
「おまえ、色塗るのヘタだなぁ〜。パパが直しといたぞ」と一言。

「えっ?」と思い、丸めて包んであったポスターを広げると、そこにはおよそ小学三年生が描いたとは思えない作品が…。

金魚鉢も金魚も全て立体的な3D描写となっており、鉢の底には金魚の影までうっすら描かれていました。

その後、父と口喧嘩が始まったのはご想像の通りです。

今では懐かしい思い出ですね。

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