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≪育児・教育≫ 一本の万年筆 |
小学生の時、全校生徒を集めて行なわれていた朝礼で、校長先生がしてくれた話を今でも覚えています。 「今日は皆さんに、私の自慢話をします。」 校長先生は、そう言うと胸元から一本の万年筆を取り出しました。 「これは校長先生のおじいちゃんが使っていた万年筆で、今は私が毎日使っています。もう50年以上、捨てることなく、大切に使っている宝物です。皆さんも、ものは大切に使い、この万年筆の記録を抜くような宝物を作って下さい。」 と私たちに話してくれました。 もう20年も昔の話です。 「買ったものは大切に使う」ということは、この校長先生から教わったように思います。 (神奈川県 会社員 水野孝之) |