『しつけ』についてのお勉強
3.どうやって"しつけ"するの?
■しつけの"ヒケツ(秘訣)"を知っておこう!
左は、≪しつけってナ〜ニ?≫章でお見せした、「子どもにして欲しいこと」リストです。
もし、これら一つ一つのしつけの仕方が、それぞれ別々だったら、お母さん・お父さんは大変です。
- 「着替え」はどう教えたらいいの?
- 「トイレ」はどうしたらいいんだっけ?
- 「挨拶」は?
となり、しまいには、
「ちょっとお父さん、マニュアル取って〜」
なんてことに…。
しかし、心配は不要です。
これらの教え方は、全て共通のの
"3つの秘訣"を覚えて実行しさえすれば大丈夫なのです。
○秘訣1: "親がお手本を見せる"
子どもは大人のマネをしたがるものです。
この子どもの"特性"を生かし、何かをしつける時は、
まず 親がお手本になることがとても大切です。
しかも、「一回お手本を見せたら終わり」ではありません。
お母さん・お父さんは、子どものお手本であり続けなければなりません。(⇒故に、「育児」は、「育自」とも言われるのです)
秘訣 1親がお手本を見せてあげる
「こどもは大人のマネをする」ということは、
裏を返せば、お母さん・お父さんの悪い部分もマネてしまうということです。
- お母さん・お父さんが、帰宅時に手を洗わない人ならば、
子どもも外から帰ってきても手を洗ったりしません。
- お母さん・お父さんが、挨拶できない人ならば、
子どもも挨拶ができない人に育ちます。
- お母さん・お父さんが、人の「悪口」を言う人ならば、
子どもも悪口を言うのが「当たり前」になっていきます。
子どもに「して欲しいこと・して欲しくないこと」をきちんと教えるには、
- 「して欲しいこと」を 親が率先して行い、
- 「して欲しくないこと」を 親はしないように気をつける
それがしつけの一番の秘訣です。