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8,9ヶ月の赤ちゃん

6.この時期の幼児教育について

行動範囲 が広くなり、電気ストーブに近づいたり、扇風機に手を伸ばしたり、階段を上り降りしようとしたりと危険な行動もするようになる頃です。

つい、「ダメ!」とか「危ないでしょ!」と声を荒げてしまいがちです。
しかし、まだこの時期の赤ちゃんは、「危ないこと」と「叱られたこと」を結びつけられるほど、脳が発達していません。

むしろ、赤ちゃんが行ってはいけないところには柵を作ったり、危ない物は片付けたりして、赤ちゃんを叱ることのない環境をママやパパが作らなければならないと考えてくださいね。

ただし、「危ないから」といって赤ちゃんの行動範囲を狭くするようなことはしないでください。ずり這いやハイハイは、手や足、胸の筋力をつける大切な運動です。

なるべく広い範囲を動き回れるようにしてあげることが、赤ちゃんにとってはとても良いことなのです。(余談ですが、早い時期に赤ちゃんがつかみ立ちして伝い歩きを始めるより、ハイハイやずり這いをしっかりした方が胸や腕の筋力がつきます。)

子どもの教育とは、その字の通り、モノゴトを「教える」ことと健康な心身を「育てる」ことです。赤ちゃんが動き回る範囲を広くしてあげることも大切な"教育"だということを忘れないで下さいね。

ママやパパ の後追いを始めたり、食事の時は好き嫌いを言ったり、ムラ食べをしたり、人見知りをしたりと自己主張が目立ってきますので、まる一日赤ちゃんと一緒にいると「ついイライラ」することもあると思います。

しかし、この自己主張は、人間形成の過程で必ず発生するもので、ママやパパもいつか通った道です。「悪い子になった」わけではありませんので、感情的に叱るのではなく、赤ちゃんの自己主張を上手くコントロールする を考えてみて下さい。

この時期 の赤ちゃんに必要なのは規則正しい生活を体で教えること。
朝起きたら、顔を拭いてパジャマから洋服に着替える。
離乳食を食べる前には手を拭いて、食べ終わったら歯のお掃除をする。

また、この時期の赤ちゃんに「離乳食」と「お菓子」の区別はつきません。
ママやパパが、決めたおやつ以外の間食は与えないように注意することも大切です。泣き叫んだ時に、甘くて美味しいお菓子を与えてしまうと、泣けばお菓子が出てくるものだと覚えてしまい、それが癖になって離乳食を食べなくなってしまいます。

水分は必要な時に与える必要がありますが、「食事の時間」はちゃんと決めるようにしましょう。「でも私がお菓子食べてると赤ちゃんも欲しがるから〜」というママもいるかもしれませんね。その時は隠れて食べるか、もしくは赤ちゃんと一緒に「間食」は我慢しましょう(笑)

"0ヶ月の赤ちゃん" の章で詳しく記載しましたが、赤ちゃんの聴覚は大人以上のものを持っています。クラッシックや英語などのCDで幅広い周波数の音を聞かせてあげてください。またガラガラと音がなるおもちゃを少しずつ目で追うようになりますので赤ちゃんと一緒に遊ぶことが赤ちゃんの脳の発達につながるんだと覚えてくださいね。

 
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